【不動産相談業務】その2

不動産相談

袋地の土地の所有者様からの売却相談

内容:国道1号線とJRに挟まれた一郭の奥まった袋地の所有者様からのご相談で、老後を田舎で暮らしたいとの希望から売却の依頼を受けましたが、公道に接してなく、他人の土地(囲繞地)を通行しておりますので、行政からは再建築の許可は下りません。よって単体では売却は不可能となります。そこで、その囲繞地の土地所有者様二名と交渉し、一団の土地として売却し、持ち分の大きさや土地形状等から案分し、現金を分け合う方法で合意を頂きました。当該土地は近隣商業地で、最寄りのJRの駅からも徒歩圏内で、共同住宅の建築が可能です。

結果:複雑な契約関係から買主側に大きなリスクが伴うため、専門の開発業者が買い取り、その後、大手のマンションデベロッパーに移転し、マンションが現在建っております。最初に相談を受けた袋地の所有者様は無事、関東近郊の温泉付の新築の一戸建てに移転いたしました。上棟式には私も参列させて頂きました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました